ヒーローガレージの就職説明会で気づいたこと

今まではいわゆるコネで入社を受け入れてきましたが、今年は一般の学生または卒業生に対しての就職説明会を行っています。すでにディレクター/営業職では、11月・12月と2回行いましたが、想像していた以上の人数と、いい人材が集まってきました。

ディレクター/営業職向け就職説明会の告知ページ
http://www.herobar.net/schedule.php?eid=00016

その説明会で気づいたこと目にしたことを、今後に生かせるようにメモしておこうと思います。

【説明会申込】

1.説明会申込フォームの必須事項にしか記入していない
2.申込受付のメールに対しての返事がない

【説明会当日】

3.説明会に来ない。連絡もない。(ブッチは3〜4割)

エントリーシート

4.志望動機が「音楽または映像を作りたい」で終始している。


1〜3はなんとなく想像はできていたので、怒りも何もないのですが、、、
4は意外と多く非常に惜しい気がします。そんなつもりはないのかもしれませんが、会社側からすると「それなら会社に入らずに個人で作品を作っていればいいんじゃない?」で終わってしまう気がしまいます。そうならないためにも志望動機のニュアンスというか文章表現はとても大事です。ちょっと詳しく書いておきます。

まず志望動機が「学生時代に勉強してきたとか好きな、音楽または映像を作る仕事がしたいから」で終始しているのは、NGです。

制作物は、ディレクター・プロデューサーとクリエイターの共同作業による産物であり、クリエイターだけで完結するものではありません。また自分たちが作りたいものだけを作っている訳ではなく、クライアントの意向を取り入れていくことが大前提となります。弊社のような制作会社にとって、高いクオリティの成果物を作り、クライアントに大満足してもうことが最重要課題ですので、制作をまかせられるようになるまでに少なくても3〜5年の経験は必要です。なので、新卒の方にクリエイターとして即戦力で活躍してもらいたいとは考えていないのです。

社会に出てみると勉強しなくてならないことが山のようにあることに気づきます。
学生時代に勉強してきたことは、役にたったとしてもほんのさわりの一部分にしかすぎないことに気づくことでしょう。

とにかく何でもチャレンジする気構えで望んで欲しいです。
今回の求人は、クリエイターよりもディレクター・プロデューサーであり、スペシャリストではなくゼネラリストを求めています。社会に出たからには、まずは会社の利益を伸ばし(税金をちゃんと納めて)、社会に貢献することを最優先に考えられる人です。

まだヒーローガレージは少人数でやっていることもあり、一人一人の持っているキャラクターや能力に応じて、伸ばしていくこともできる環境だと思います。まずは、コミュニケーション力をつけるための御用聞き営業から始まりますが、チャレンジ精神と努力次第で、早くから活躍し「スーパー20代」になれるようなステージを用意していますので。