ヒーローガレージの歴史を少しだけ語らせてください。

創業の1998年10月から2005年までの約7年間は、佐藤一名の会社でした。

佐藤が要件定義、企画、ディレクションを行い、制作・開発はフリーランスのクリエイターの方々にお願いしていました。
その当時、「約400名のクリエイターを一人で動かし年商4000万円」というような内容で雑誌の取材を受けたこともあります。
年商はともかく(利益は少なかったので…)、なぜ400名も必要だったのか?疑問に思うかもしれません。。
その理由としては、次のような感じです。

フリーランスの方々にストレスなくいい仕事をしてもらうために、本人のスキルにあわせた適材適所が必要だった
●どんな仕事でも一度も断わらなかった。(断るのは自分の努力が足りないからだ!と考えているので今まで一度も断わったことはありません)
●案件が毎回違う内容で規模も小さいものが多かった
フリーランス同士がつながるための交流会を定期的に開催していたので多くの方と知り合うことができたし、新しい人と仕事するのが楽しかった


最初はシステム開発、映像・音響の制作、Webサイトの企画が多かったのですが、次第にWebサイト制作の仕事が多くなっていきました。
Webサイト制作の仕事は、規模が大きくなってくると、ディレクション、デザイン、HTMLコーディング、プログラム(CMS)といった工程に分かれていてそれぞれスキルも違うので、少なくとも4名で行う必要がありました。
一人でやっていくことに限界を感じた2006年からスタッフを雇うようになりました。

そして現在に至るという感じでしょうか。
この6年間はすごくラッキーで幸せでした。

●スタッフに恵まれた
→弊社とお付き合いいただければ分かりますが、全員に共通しているのが、仕事熱心、ハートがある、気さくなところでしょうか。
●お付き合いしている会社が業績を伸ばし取引額も年々増えている
→その結果、ヒーローガレージの業績もあがっている


しかし、2013年1月からは、新たなフェーズをスタートさせるべく、気持ちを大きく入れ替えることにしました。

なぜなら、昨年から次のことが気になっていたからです。

●社内は人手不足で新規顧客の仕事を入れることが難しくなりつつある。
●映像とアプリに興味はあるが、いまいち踏み込めていない。


そこで今年から始めたのが、ドリームチームプロジェクトで、ヒーローガレージのビジネスパートナー(勝手に「ドリームチーム」と名付けてます…)との企画交流ミーティングです。
1月31日(木)の夕方に、7名の方に弊社ミーティングルーム(HEROBAR)にお集まりいただき、お酒を飲みながら深夜まで楽しく白熱した議論が続きました。
将来一緒に新しいサービスや作品が生みだせれば最高ですが、それぞれが今までやってきたことを話し、これからの夢を語るだけでも、刺激になり、すごく意義のあることだと思っています。

これから毎月最終木曜日に定例化していくつもりです。
6〜7年周期で変化していくのがヒーローガレージです。
「2020年にはどんな会社になっているのか?」「この一歩がどれだけ重要になるのか?」…

2013年は、気分新たに、いいスタートができました!